第七話     「ヤマチュウの実力」
今日の訓練は実践、つまり一騎打ちだ。
ヤマチュウとフェイン、シルフィアとニーシェが一騎打ちすることになった。
―ヤマチュウVSフェイン―
ヤマチュウ「じゃあ・・・行くぞ!!」
二人が地を蹴りフェインが銅の剣、ヤマチュウが得体の知れない剣を抜いた。
ギィィィン!!
剣と剣がぶつかり合い、火花を散らす。
二人が跳んで離れ、
フェイン「ブラスト!!」
ヤマチュウ「ブロウ!!」
二人が術を放つ。しかし
フェイン「うおっ!?」
ヤマチュウの術の方が一枚上手だったようだ。フェインが吹っ飛ばされる。
ヤマチュウ「だあっ!!」
ヤマチュウが剣を振りかぶる。
フェインが起き上がり防ごうと剣を構える。だが
ダンッ!
地を蹴る音がした。ヤマチュウが宙返りをし、フェインの後ろに回り着地待たずの斬撃をフェインに容赦なく叩き込む。そして
ヤマチュウ「ブロウ!!」
ブロウで追撃をかけた。斬撃を食らってひるんだ隙に叩き込まれたものだから、回避する手立てが無い。
フェインが吹っ飛ばされ、地に叩きつけられる。
体勢を立て直そうとするものの喉元に剣をつきつけられ
ヤマチュウ「勝負・・・あったな。」
と言った。
フェイン「ちっ・・・。」










―一方こちらシルフィアVSニーシェ―
シルフィア「行くわよ・・・。」
ニーシェ「ええ・・・。」
シルフィアが矢を放つ。ニーシェが鞭で弾く。
シルフィア「フロスト!!」
シルフィアは隙を見て術を放ったつもりだった。が
ニーシェ「キエアル!!」
全く動じもせずにキエアルを返し技として放ってきた。


結果、フロストの冷気が吹き返され、かつその旋風と風の刃で反撃してきたのである。
強烈な旋風と斬撃で仰け反った隙に
ニーシェ「ウェブルア!!」
強力な水流がシルフィアを襲う。
勝負あり・・・と言った所か。

しかし、その後はほぼ同期の者達と戦い、無敗。
大きな自信をつけた。















作者後書き
ヤマチュウの実力が題名なんだけどなぁ・・・。一緒にニーシェの実力を明かさないと
後々面倒だからこうしたのだけど。
今の実力はと言うと
ヤマチュウ>フェイン>ニーシェ>シルフィアという並びです。
まあそんなことはどうでもいいのですが。

シュンの一言:シルフィアいじめて楽しいかニーシェ!w